レディース検診
女性の受診者様に安心してご受診いただけるよう女性専用の検査フロアをご用意しております。このフロアで、婦人科診察・マンモグラフィ・乳腺超音波(エコー)検査・子宮細胞診などの検査を行います。乳ガンの検査は女性技師の対応です。
レディースフロアのご案内
■待合室
■待合室(診察室前)
■パウダーコーナー
■婦人科診察室
■ABVS
■マンモグラフィ
施設紹介
ABVS(超音波自動ブレストボリュームスキャナ)
ABVSは「乳房全体を切れ目なく連続的に自動スキャンすることが可能」な超音波装置です。
乳腺超音波検査は小さな腫瘤を見つけやすく、腫瘤性乳がんの発見に役立ちます。プローブを乳房にあて、正面・内側・外側の3方向をスキャンします。マンモグラフィと異なる点は乳房の圧迫が無いため痛みを伴いません。また高濃度乳腺と呼ばれる乳腺の多い方の乳がん発見にも有効です。しかしながら非浸潤性乳癌等の特徴となる微細な石灰化を見つけることは超音波には難しいという点があります。特性を生かしマンモグラフィとの併用にて乳がんの早期発見に努めます。
マンモグラフィ
マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影(レントゲン検査)を行う装置です。乳がんの早期発見に欠かすことのできない、最も有効な画像診断の一つです。
マンモグラフィ検査により、乳がんの初期症状である微細な石灰化(死んだ細胞にカルシウムが沈着した状態。良性のものと悪性のものがあります。)やセルフチェックや触診ではわかりにくい小さなしこりを画像として捉えることができます。
ただし、乳腺が密な若い方や授乳経験のない方などは状態により画像がかすんでしまい、しこりを見つけることが難しくなる場合があります。また、X線検査のため妊娠の可能性がある方には受けていただくことが出来ません。特性を生かし超音波検査との併用にて乳がんの早期発見に努めます。
マンモグラフィ検査と乳腺エコー(超音波)検査
日本人を含めアジアの女性は、欧米の女性と比較して、「高濃度乳房(デンスブレスト)」の方が多いとされています。特に若年層(20-40歳代)で多くみられる傾向にあります。
乳房内の乳腺実質の量と分布は「乳房の構成」として評価され、病変が正常乳腺に隠されてしまう可能性の程度を示します。
乳房の構成は、その割合により以下の4つに分類されます。
乳房内の乳腺実質の量と分布は「乳房の構成」として評価され、病変が正常乳腺に隠されてしまう可能性の程度を示します。
乳房の構成は、その割合により以下の4つに分類されます。
・脂肪性
・散在性
・不均一高濃度
・極めて高濃度
・散在性
・不均一高濃度
・極めて高濃度
このうち、不均一高濃度と極めて高濃度を併せて「高濃度乳房(デンスブレスト)」と呼びます。
マンモグラフィ検査では、乳腺実質は白く描出され、高濃度乳房の方ほど、その白さは強い傾向にあります。一方、乳腺腫瘤は白く映るため、背景の白さの程度により、本来写っているはずの腫瘤が隠れてしまう可能性があります。
乳がん検診におけるマンモグラフィ検査とエコー(超音波)検査は、検査画像や病変検出方法の違いにより、双方に得意とする面と、不得意とする面があります。
たとえば、マンモグラフィ検査では微細な石灰化病変や構築の乱れを発見しやすく、このような所見はエコー検査のみでは発見しにくい場合があります。一方、エコー(超音波)検査では、小さい病変の発見や、「高濃度乳房(デンスブレスト)」における腫瘤の発見に優れており、放射線被ばくや痛みも少なく(軽度な圧迫感は御座います)受診者様の負担が少ないという特徴があります。
一般的には、20-30歳代ではエコー中心に、40歳代以降はマンモグラフィ中心が推奨されていますが、それぞれの検査は得意・不得意があるため、年齢のみならず、ご自身の乳房の構成(高濃度乳房かどうか)や、過去の受診結果も含めて受ける検査を選択されることをお勧めします。
マンモグラフィ検査では、乳腺実質は白く描出され、高濃度乳房の方ほど、その白さは強い傾向にあります。一方、乳腺腫瘤は白く映るため、背景の白さの程度により、本来写っているはずの腫瘤が隠れてしまう可能性があります。
乳がん検診におけるマンモグラフィ検査とエコー(超音波)検査は、検査画像や病変検出方法の違いにより、双方に得意とする面と、不得意とする面があります。
たとえば、マンモグラフィ検査では微細な石灰化病変や構築の乱れを発見しやすく、このような所見はエコー検査のみでは発見しにくい場合があります。一方、エコー(超音波)検査では、小さい病変の発見や、「高濃度乳房(デンスブレスト)」における腫瘤の発見に優れており、放射線被ばくや痛みも少なく(軽度な圧迫感は御座います)受診者様の負担が少ないという特徴があります。
一般的には、20-30歳代ではエコー中心に、40歳代以降はマンモグラフィ中心が推奨されていますが、それぞれの検査は得意・不得意があるため、年齢のみならず、ご自身の乳房の構成(高濃度乳房かどうか)や、過去の受診結果も含めて受ける検査を選択されることをお勧めします。